自転車ブログ
from 横浜
横浜駅、JR東海道線-輪行-国府津駅、JR御殿場線乗換-御殿場駅-御殿場中央公園-R246-萩原北-R138-仁杉神社前-水土野(みどの)-須走南-陸上自衛隊富士学校前-須走-富士浅間神社前-富士あざみライン-馬返し-須走口五合目-小富士遊歩道-小富士-須走口五合目-富士あざみライン入口-R138-籠坂峠-旭日丘-山中湖交流プラザきらら-平野-道志みち-山伏トンネル-道の駅どうし-道志村役場前-両国橋-梶野-青山-三ヶ木-津久井湖城山公園-川尻-二本松こどもセンター-橋本駅前-横浜線沿い-相模原駅北口-矢部駅前-淵野辺駅前-淵野辺駅南口入口-山根橋(境川沿いへ)-境川橋-幸延寺橋-横浜線高架下-町田市民ホール-中町一丁目-大谷一号橋(恩田川沿いへ)-高瀬橋-成瀬クリーンセンター前-下台-さつきが丘-新良橋・旭谷橋-中山駅北口-落合橋(鶴見川沿い)-多目的遊水池-新横浜
走行距離:147.53 km
走行時間:11時間12分
平均速度:13.2 km/h
平均ケイデンス:61 rpm
最高速度:59.5 km/h
最高ケイデンス:122 rpm
積算走行距離:約20,199 km
最高気温:19.1℃(16.5℃)
最低気温:10.4℃(4.6℃)
平均風速:3.0m(北、東南東、南東)、1.6m(南南西、南、北北西)
日照時間:9.7時間(8.6時間)
※( )内は御殿場のデータ
走行日:2012.11.04
走行距離:147.53 km
走行時間:11時間12分
平均速度:13.2 km/h
平均ケイデンス:61 rpm
最高速度:59.5 km/h
最高ケイデンス:122 rpm
積算走行距離:約20,199 km
最高気温:19.1℃(16.5℃)
最低気温:10.4℃(4.6℃)
平均風速:3.0m(北、東南東、南東)、1.6m(南南西、南、北北西)
日照時間:9.7時間(8.6時間)
※( )内は御殿場のデータ
走行日:2012.11.04
今回はちょっと無謀かと思ったが富士あざみラインをのぼって小富士までいってみた。午前4時すぎに出発。まだ外は暗い。横浜駅東口から中央通路に降りて改札口前まで自転車を押して行く(早朝で人が少ないので問題ない)。切符を購入して自転車を折り畳みカバーを被せてホームに向かおうとすると駅員さんが今始動点検中なので向かいの改札口へどうぞということなのでどっこいしょと自転車を担いでいく。ホームへ上がり5分ほどして4時54分発の熱海行東海道線に乗りこむ。ガタンゴトンと揺られて相模川を渡り大磯を過ぎたあたりから空が明らんできた。(JR東海道線車内放送 31s.)5時45分頃に国府津駅に到着。ホームに降りると建物と樹木の隙間からわずかに相模湾が見えた。ここで御殿場線に乗り換えるために隣のホームに移動。10分ほどして電車が到着したので車両に乗りこむ。自転車を手摺りに固定していると大磯からきたという人に話しかけられた。自分も自転車に乗っているということであれこれ話をする。車窓から朝日を浴びて赤みを帯びた富士山が綺麗に見えていた。やはり今日は天気予報通りに快晴のようだ。谷峨駅を過ぎてトンネルを抜け駿河小山駅に6時42分に到着。(JR御殿場線車内放送 25s.)御殿場駅には7時ちょうどに到着ということで約2時間の電車の旅となった。
駅前の気温表示では8℃となっていたが日差しもあるし風もなく体感的にはそれほど寒くない(結構着込んでいたせいかもしれない)。自転車を展開して7時半前に出発。御殿場中央公園を通って国道246号線にでる。前回はここでボトルを落下させてしまったが今回は問題なく通過。萩原北で左折し国道138号線をのんびり走行していく。
まだ早朝なので渋滞はしていないが交通量は多めだ。前方に富士山がクリアに見えていて素晴らしい。諏訪坂の看板で小休憩(0746)。まだ走りはじめて4.5km程度なので疲労はない。小山町に入り須走南の高速道路との分岐を左に進む。ここからは交通量もぐっと減ってというかほとんど貸切状態で富士山を前方に眺めつつ走行。ほどなく陸上自衛隊富士学校前に到着(0822)。須走インター先を左折して再び国道に合流してひとのぼりすると富士浅間神社前だ。駐車場脇にトイレがあったので顔を洗ったり水分補給したりして10分ほど小休憩(0825)。御殿場駅からここまで約10.9kmを約1時間ほどできたようだ。これから10km超ののぼりということでウィンドブレーカーを脱いでおく。雲ひとつない快晴ということで富士山もまだ超クリアに見えている。
●R138号線沿いにて(1段目上・中)/諏訪坂看板前にて(1段目右)/御殿場市と小山町境界にて(2段目左)/須走南付近にて(2段目中・右、3段目左)/自衛隊富士学校前にて(3段目中)/須走インター付近にて(3段目右)/富士浅間神社付近にて(4・5段目)
さてそれでは行くことにしよう(0840)。国道を横断して短いトンネルを抜けると“ふじあざみライン、新五合目まで11.5km”という看板がある。序盤は鼻歌交じりで富士山を正面を見つつ鳥のさえずりを聴きながら最高に気持ち良くのぼっていく。道路脇に芭蕉句碑などという石碑がある。さらに進むと大日堂入口という分岐路がある。自衛隊の演習場との立体交差を過ぎたあたりから正面に見えていた富士山も次第に左に寄って隠れてきた。斜度もきつくなってきたので蛇行しながらなんとかのぼっていく。白い鳥の看板までのぼり5分ほど小休憩(0915)。道路脇に旧登山道という標柱がたっている。
この先は若干斜度も緩くなりつづら折れでのぼっていく。道路脇に5km標識がある(0937)。まだ半分もきていない…。このあたりの路面は大変綺麗だが自動車のブレーキ痕がいくつもついている。
ひとのぼりしてちょっと開けた富士山への見晴らしの良い場所にでた(0950)。ここで自動車でやってきたひとにどこからきたのかとかどこまでいくのかなどと訊ねられる。ここまでですでに1時間を越えてしまっている…。この先からが本番のようだが…。富士山は依然として雲ひとつない青空を背景に聳えている。5分ほど小休憩して先へとすすむことにする。前方に見えていた急坂をのぼるとほどなく馬返しに到着(1000)。ここでやっと半分らしい。さっきの急坂の途中で脚がつりそうになったのでこの先は無理せずのんびりハイキング気分で押していくことにした。歩きながらメーターで速度を確認すると0~3Km…。残り5kmほどあるので1時間半以上かかりそう…。ほどなくグランドキャニオンという標柱の前に到着(1008)。自動車が止まっていて先ほど下で会った人達がハイキングの準備をしていた。道路脇にはところどころ黄色やオレンジ、赤などに紅葉している樹木がある。このあたりは押していてもつらくなるような斜度の連続だ。ようやく8kmの標識(1041)。ここまでですでに休憩込みで約2時間だ…。二合目、狩休の看板がありすぐ先にバス停がある(1044)。
さらによたよたとのぼっていくと背の低いカーブミラーがある。道路脇にセシウムが検出されたとか毒キノコに注意という看板がある。ちょっと平坦基調になったり下ったりしているところは自転車に乗ってみる。三合目、四合目という看板前に到着(どっちなんだ)(1119)。そしてようやく10km標識前(1127)。樹林の間から下界が望めるようになってきた。11km標識前をすぎて緩い平坦基調の道を進んで右にカーブするとドーンと富士山五合目らしき場所にでた。時刻はちょうど正午近い…。結局休憩等込みで3時間超だったようだ。ちょっと予定よりかかりすぎたか…。
汗が乾いてざらざらした顔をボトルの水で洗い流す。山荘に入るとお婆さんがお茶(椎茸茶?)を煎れてくれた。こけももソフトクリームというのが有名らしいので購入。ピンク色していてちょっと甘酸っぱい。
さて予定よりはだいぶ遅れたが本日の目的地の小富士に向かうことにする。山荘の奥へ歩いていくと頂上への登山道と小富士への遊歩道の分岐地点につきあたる。小富士(25分)と表示してある。登山道はすでに登山期間を過ぎているので閉鎖されている。右手の林の中へ入ると道は緩やかに下っていき岩場や沢跡を越えて小さなハシゴをのぼりすすんでいく。じき樹林帯を抜けて視界が開け前方に小山が見えた。山荘から20分程度かかったようだ(0042)。
溶岩石をざくざくと踏みながら小山にのぼっていくとさらに先に小山がある。どうやらあの祠のある小山が小富士らしい。眼下には河口湖から山中湖まで大パノラマで広がっていた。左手のほうには八ヶ岳や南アルプスが聳えているのが見える。神奈川方面はちょっと雲がでて霞んでしまっているようだ。グランドキャニオン入口で見た人達だろうか下からのぼってくるのが見える。振り返ると冠雪した富士山が見事だ。小さな岩の上に腰をおろして昼食にすることにする。天気が良いせいか寒さはそれほど感じないが指先はやや冷たくなってきた。もうちょっとゆっくりしていたかったけど戻ることにする。
駐車場まで戻りウィンドブレーカーやグローブを装着して下山することにする(1336)。斜度が急すぎて下るのが怖い…。途中何度か停車してタイヤを確認してみると前輪から何やらシューという空気漏れのような音が…。一気に抜けていく感じではないようだ。数100m下ったところまで押し歩きしていくと道路脇に平らな空き地があったのでそこで修理することにする。タイヤを外して異物が刺さっていないか確認するが特にないようだ。チューブを交換して空気を入れているとロードバイクの人が通過していった。止まりそうな速度だが先のカーブを曲がっていった。かなり苦しそうだが…凄いな。とりあえず空気を充填し終わり修理完了(1420)。ちょっとタイムロスしてしまった。急なつづら折れ区間を休み休み慎重に下ってようやく馬返しまで降りてきた。バス待ちしているらしき人が大勢いる。停止してタイヤを確認。かなりブレーキを酷使してきたので腕が痛い…。鳥の看板から先は直線区間となりやっと快適に下れるようになった。トンネルを通過して国道との交差点にでる。振り返ると自衛隊の車両が降りてきた。富士山も逆光の中未だ綺麗に見えている(1500)。
さて今回はもう充分目的も果たしたので右折して御殿場駅から輪行でも良かったが何とはなしに左折して籠坂峠へ向かってしまった…。マイペースで峠までのぼる。さすがに急坂なあざみラインと違いのぼりやすい。40分ほどで峠に到着(1547)。山中湖まで下るとだいぶ日が陰ってしまっていた(1600)。湖畔のトイレで用を足して遊歩道沿いを走行していくと夕焼けの渚・紅葉まつりが開催されていたがすでに日が暮れかけているので先へと急ぐことにする。まだ紅葉しはじめたばかりといった感じで今週末あたりが見頃そうだ。
最後に山中湖交流プラザきららにもよって富士山を眺めてみることにする(1620)。熱気球が浮かんでいる。何かイベントが行われているらしい。富士山の裏に日が沈んだのかすでに日が陰っていた。
平野交差点(1642)を右折して道志みちに向かう。トンネルの手前でだいぶ暗くなってきたのでライトを装着。午後5時に山伏トンネル前に到着。先ほど通過した気温表示は6℃だったか(よく覚えていない)。ここから下り基調とはいえ橋本駅までは50km、家までは80km超ある…。時速16km/hで計算すると橋本駅までは約3時間、家まで自走だと約5時間となる。道志みちの夜間走行…はて?何回目だろうか3回目だったかな。ウィンドブレーカーを着込んで下り始めることにする。
道の駅までくだる頃には山あいの道のせいかすっかり暗くなってしまった(0527)。両国橋を午後6時すぎに通過。季節は晩秋ということで橋の下のキャンプサイトも真っ暗だ。今の時期、紅葉が綺麗なのかもしれないが…。のぼりかえし区間を抜けて久々に信号機のある梶野の交差点に午後7時前に到着。青山、三ヶ木交差点と通過し津久井湖城山公園に無事到着(1930)。ここで中休止。売店などはすでに営業していない。山伏トンネルから休憩込みで約2時間半かかったようだ。
橋本駅前に午後8時すぎに到着。ほぼ計算通りだ。ここまでの走行距離は100kmをちょっと越えたあたり。下り基調だったということもあって体力的にはまだ余裕はありそうなのでいけるところまで自走してみることにする。
JR横浜線沿いに相模原、矢部、淵野辺から境川沿いにでてから新ルートを探索してみたくなり町田駅手前で丘を越える。急坂を下り恩田川沿いにでる(こちら側からのぼるのはきつそうだ)。赤く輝く上部がやや欠けた大きな月が怪しげに空に浮かんでいる。恩田川沿いは若干暗いところもあり車止めの柵などもあるので注意しながら走行していく。長津田、田名あたりを抜けて下台あたりの自動販売機でドリンク補給。中山駅北口、落合橋から鶴見川沿いで新横浜、午後10時半すぎに無事帰宅。さすがに午前4時前から18時間近く活動したので疲れた。まあこういうのも年に何回もないのでたまには刺激があっていいかな。
今回はギヤなど明神・三国峠にのぼった時と同じだったので(39X28T)絶対に押しなしではのぼりきれないだろうと思っていたが…やはりこの2つは別格というかそれ用にコンパクトクランクとかトリプルクランクとかにしてさらに気力、体力ともに鍛えないとのぼりきるのは難しそうだ。下りも馬返しまではくねくねとした急坂の連続なので入口付近まで続く直線坂以外は怖くて全く楽しめないし酔狂な人向けの道かな。上級者はすいすいと下ってこられるんでしょうかね。とりあえずこれで、富士山五合目への道は全て制覇?ということで…。パンクとハンドルバーのエンドキャップが片側だけなぜかなくなっていたほかはトラブルや怪我なく走行できたので良しとしよう。
駅前の気温表示では8℃となっていたが日差しもあるし風もなく体感的にはそれほど寒くない(結構着込んでいたせいかもしれない)。自転車を展開して7時半前に出発。御殿場中央公園を通って国道246号線にでる。前回はここでボトルを落下させてしまったが今回は問題なく通過。萩原北で左折し国道138号線をのんびり走行していく。
まだ早朝なので渋滞はしていないが交通量は多めだ。前方に富士山がクリアに見えていて素晴らしい。諏訪坂の看板で小休憩(0746)。まだ走りはじめて4.5km程度なので疲労はない。小山町に入り須走南の高速道路との分岐を左に進む。ここからは交通量もぐっと減ってというかほとんど貸切状態で富士山を前方に眺めつつ走行。ほどなく陸上自衛隊富士学校前に到着(0822)。須走インター先を左折して再び国道に合流してひとのぼりすると富士浅間神社前だ。駐車場脇にトイレがあったので顔を洗ったり水分補給したりして10分ほど小休憩(0825)。御殿場駅からここまで約10.9kmを約1時間ほどできたようだ。これから10km超ののぼりということでウィンドブレーカーを脱いでおく。雲ひとつない快晴ということで富士山もまだ超クリアに見えている。
●R138号線沿いにて(1段目上・中)/諏訪坂看板前にて(1段目右)/御殿場市と小山町境界にて(2段目左)/須走南付近にて(2段目中・右、3段目左)/自衛隊富士学校前にて(3段目中)/須走インター付近にて(3段目右)/富士浅間神社付近にて(4・5段目)
さてそれでは行くことにしよう(0840)。国道を横断して短いトンネルを抜けると“ふじあざみライン、新五合目まで11.5km”という看板がある。序盤は鼻歌交じりで富士山を正面を見つつ鳥のさえずりを聴きながら最高に気持ち良くのぼっていく。道路脇に芭蕉句碑などという石碑がある。さらに進むと大日堂入口という分岐路がある。自衛隊の演習場との立体交差を過ぎたあたりから正面に見えていた富士山も次第に左に寄って隠れてきた。斜度もきつくなってきたので蛇行しながらなんとかのぼっていく。白い鳥の看板までのぼり5分ほど小休憩(0915)。道路脇に旧登山道という標柱がたっている。
この先は若干斜度も緩くなりつづら折れでのぼっていく。道路脇に5km標識がある(0937)。まだ半分もきていない…。このあたりの路面は大変綺麗だが自動車のブレーキ痕がいくつもついている。
ひとのぼりしてちょっと開けた富士山への見晴らしの良い場所にでた(0950)。ここで自動車でやってきたひとにどこからきたのかとかどこまでいくのかなどと訊ねられる。ここまでですでに1時間を越えてしまっている…。この先からが本番のようだが…。富士山は依然として雲ひとつない青空を背景に聳えている。5分ほど小休憩して先へとすすむことにする。前方に見えていた急坂をのぼるとほどなく馬返しに到着(1000)。ここでやっと半分らしい。さっきの急坂の途中で脚がつりそうになったのでこの先は無理せずのんびりハイキング気分で押していくことにした。歩きながらメーターで速度を確認すると0~3Km…。残り5kmほどあるので1時間半以上かかりそう…。ほどなくグランドキャニオンという標柱の前に到着(1008)。自動車が止まっていて先ほど下で会った人達がハイキングの準備をしていた。道路脇にはところどころ黄色やオレンジ、赤などに紅葉している樹木がある。このあたりは押していてもつらくなるような斜度の連続だ。ようやく8kmの標識(1041)。ここまでですでに休憩込みで約2時間だ…。二合目、狩休の看板がありすぐ先にバス停がある(1044)。
さらによたよたとのぼっていくと背の低いカーブミラーがある。道路脇にセシウムが検出されたとか毒キノコに注意という看板がある。ちょっと平坦基調になったり下ったりしているところは自転車に乗ってみる。三合目、四合目という看板前に到着(どっちなんだ)(1119)。そしてようやく10km標識前(1127)。樹林の間から下界が望めるようになってきた。11km標識前をすぎて緩い平坦基調の道を進んで右にカーブするとドーンと富士山五合目らしき場所にでた。時刻はちょうど正午近い…。結局休憩等込みで3時間超だったようだ。ちょっと予定よりかかりすぎたか…。
汗が乾いてざらざらした顔をボトルの水で洗い流す。山荘に入るとお婆さんがお茶(椎茸茶?)を煎れてくれた。こけももソフトクリームというのが有名らしいので購入。ピンク色していてちょっと甘酸っぱい。
さて予定よりはだいぶ遅れたが本日の目的地の小富士に向かうことにする。山荘の奥へ歩いていくと頂上への登山道と小富士への遊歩道の分岐地点につきあたる。小富士(25分)と表示してある。登山道はすでに登山期間を過ぎているので閉鎖されている。右手の林の中へ入ると道は緩やかに下っていき岩場や沢跡を越えて小さなハシゴをのぼりすすんでいく。じき樹林帯を抜けて視界が開け前方に小山が見えた。山荘から20分程度かかったようだ(0042)。
溶岩石をざくざくと踏みながら小山にのぼっていくとさらに先に小山がある。どうやらあの祠のある小山が小富士らしい。眼下には河口湖から山中湖まで大パノラマで広がっていた。左手のほうには八ヶ岳や南アルプスが聳えているのが見える。神奈川方面はちょっと雲がでて霞んでしまっているようだ。グランドキャニオン入口で見た人達だろうか下からのぼってくるのが見える。振り返ると冠雪した富士山が見事だ。小さな岩の上に腰をおろして昼食にすることにする。天気が良いせいか寒さはそれほど感じないが指先はやや冷たくなってきた。もうちょっとゆっくりしていたかったけど戻ることにする。
駐車場まで戻りウィンドブレーカーやグローブを装着して下山することにする(1336)。斜度が急すぎて下るのが怖い…。途中何度か停車してタイヤを確認してみると前輪から何やらシューという空気漏れのような音が…。一気に抜けていく感じではないようだ。数100m下ったところまで押し歩きしていくと道路脇に平らな空き地があったのでそこで修理することにする。タイヤを外して異物が刺さっていないか確認するが特にないようだ。チューブを交換して空気を入れているとロードバイクの人が通過していった。止まりそうな速度だが先のカーブを曲がっていった。かなり苦しそうだが…凄いな。とりあえず空気を充填し終わり修理完了(1420)。ちょっとタイムロスしてしまった。急なつづら折れ区間を休み休み慎重に下ってようやく馬返しまで降りてきた。バス待ちしているらしき人が大勢いる。停止してタイヤを確認。かなりブレーキを酷使してきたので腕が痛い…。鳥の看板から先は直線区間となりやっと快適に下れるようになった。トンネルを通過して国道との交差点にでる。振り返ると自衛隊の車両が降りてきた。富士山も逆光の中未だ綺麗に見えている(1500)。
さて今回はもう充分目的も果たしたので右折して御殿場駅から輪行でも良かったが何とはなしに左折して籠坂峠へ向かってしまった…。マイペースで峠までのぼる。さすがに急坂なあざみラインと違いのぼりやすい。40分ほどで峠に到着(1547)。山中湖まで下るとだいぶ日が陰ってしまっていた(1600)。湖畔のトイレで用を足して遊歩道沿いを走行していくと夕焼けの渚・紅葉まつりが開催されていたがすでに日が暮れかけているので先へと急ぐことにする。まだ紅葉しはじめたばかりといった感じで今週末あたりが見頃そうだ。
最後に山中湖交流プラザきららにもよって富士山を眺めてみることにする(1620)。熱気球が浮かんでいる。何かイベントが行われているらしい。富士山の裏に日が沈んだのかすでに日が陰っていた。
平野交差点(1642)を右折して道志みちに向かう。トンネルの手前でだいぶ暗くなってきたのでライトを装着。午後5時に山伏トンネル前に到着。先ほど通過した気温表示は6℃だったか(よく覚えていない)。ここから下り基調とはいえ橋本駅までは50km、家までは80km超ある…。時速16km/hで計算すると橋本駅までは約3時間、家まで自走だと約5時間となる。道志みちの夜間走行…はて?何回目だろうか3回目だったかな。ウィンドブレーカーを着込んで下り始めることにする。
道の駅までくだる頃には山あいの道のせいかすっかり暗くなってしまった(0527)。両国橋を午後6時すぎに通過。季節は晩秋ということで橋の下のキャンプサイトも真っ暗だ。今の時期、紅葉が綺麗なのかもしれないが…。のぼりかえし区間を抜けて久々に信号機のある梶野の交差点に午後7時前に到着。青山、三ヶ木交差点と通過し津久井湖城山公園に無事到着(1930)。ここで中休止。売店などはすでに営業していない。山伏トンネルから休憩込みで約2時間半かかったようだ。
橋本駅前に午後8時すぎに到着。ほぼ計算通りだ。ここまでの走行距離は100kmをちょっと越えたあたり。下り基調だったということもあって体力的にはまだ余裕はありそうなのでいけるところまで自走してみることにする。
JR横浜線沿いに相模原、矢部、淵野辺から境川沿いにでてから新ルートを探索してみたくなり町田駅手前で丘を越える。急坂を下り恩田川沿いにでる(こちら側からのぼるのはきつそうだ)。赤く輝く上部がやや欠けた大きな月が怪しげに空に浮かんでいる。恩田川沿いは若干暗いところもあり車止めの柵などもあるので注意しながら走行していく。長津田、田名あたりを抜けて下台あたりの自動販売機でドリンク補給。中山駅北口、落合橋から鶴見川沿いで新横浜、午後10時半すぎに無事帰宅。さすがに午前4時前から18時間近く活動したので疲れた。まあこういうのも年に何回もないのでたまには刺激があっていいかな。
今回はギヤなど明神・三国峠にのぼった時と同じだったので(39X28T)絶対に押しなしではのぼりきれないだろうと思っていたが…やはりこの2つは別格というかそれ用にコンパクトクランクとかトリプルクランクとかにしてさらに気力、体力ともに鍛えないとのぼりきるのは難しそうだ。下りも馬返しまではくねくねとした急坂の連続なので入口付近まで続く直線坂以外は怖くて全く楽しめないし酔狂な人向けの道かな。上級者はすいすいと下ってこられるんでしょうかね。とりあえずこれで、富士山五合目への道は全て制覇?ということで…。パンクとハンドルバーのエンドキャップが片側だけなぜかなくなっていたほかはトラブルや怪我なく走行できたので良しとしよう。
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